ニュース 2020.11.12 『この世界の片隅に』公開から4周年の感謝を寄せて. LA Film Fest Hosts 'In This Corner Of The World' US Premiere, Toronto Japanese Film Festival Announces 2017 Award Winners, Edinburgh International Film Festival 2017, 韓国で「この世界の片隅に」大賞 国際アニメーション映画祭 - 共同通信 47NEWS, 'Coco,' 'The Breadwinner' Lead Annie Awards Feature Nominations, Online Film Critics Society Nominees – ‘A Ghost Story’ and ‘mother!’ Make the Cut, 『この世界の片隅に』アニー賞に続きオンライン映画批評家協会賞でも最終ノミネートされる!メジャー作品と並んでの堂々最終5作品!. ニュース 2020.09.25 映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』Blu-ray & DVD 本日発売!. nhk海外ドラマ、『this is us 36歳、これから』見ましたか? 今月からnhk総合で放送がはじまりました。 まだ2話の放送ですが、とっても共感できる人生ドラマです。 アメリカのドラマなんですが、自分と人生と重なってしまいます。 ヒューマンドラマというより人生ドラマ。 Exclusive: In This Corner of the World Anime Film's Subtitled Clip Shows Suzu's Melancholy. 2016年11月12日(土)公開、のんが主演声優を務めるアニメーション映画『この世界の片隅に』に対する評価・感想ツイートをまとめました。作品に対しての評価・感想と、声優に対しての評価・感想の2部構成で紹介していきます。 映画『この世界の片隅に』 youtu.be “顔を覆って泣いた。 引用元:【映画】『この世界の片隅に』のんの演技が高評価 海外でも?1: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/11/26(土) 11:45:49.76 ID:CAP_USER9.net のんが主人公の声優を務めているアニメーション映画『この世界の片隅に』が好調だ。 11月12日より公開され、公開1週目、2週目ともに全国映画動 … Con más de 15 premios ganados alrededor del mundo llega #EnEsteRincónDelMundo. 「Yahoo!映画」、作品ユーザーレビュー投稿による年間ランキング「映画ファンが選ぶ!ベストムービー 2017」を発表 数々の話題作を抑えアカデミー賞受賞作『ラ・ラ・ランド』がユーザー投稿数1位! 『「この世界の片隅」を生きる 〜広島の女たち〜』堀和恵 著(郁朋社、2019年7月24日)、isbn 978-4-873-02700-5 『「この世界の片隅に」こうの史代 片渕須直 対談集 さらにいくつもの映画のこと』(文藝春秋、2019年11月29日)、isbn 978-4-163-91135-9 Filmart: Japanese hit animation 'In This Corner Of The World' scores sales, 5th Helsinki Cine Aasia 2017(ヘルシンキシネアジア映画祭), 20th Holland Animation Film Festival (オランダ・アニメーション映画祭), アニメ好きは必見!コスプレコンテスト「Comic Con Nepal」開催のお知らせ, В ЭТОМ УГОЛКЕ МИРА / KONO SEKAI NO KATASUMI NI, In this Corner of the World (Kono Sekai no Katasumi ni). ເທດສະການຮູບເງົາຍີ່ປຸ່ນ ຄັ້ງທີ Ⅱ ທີ່ນະຄອນຫລວງວຽງຈັນ The 2nd Japanese Film Festival in Vientiane, LUXEMBOURG CITY FILM FESTIVAL/Du cinéma engagé pour les jeunes, Festival International de Cinéma d’Animation de Meknès - du 16 au 21 mars 2018 - Meknès, Προβολή ταινίας Anime "In this corner of the world" στο Bright Side, BARNAKVIKMYNDAHÁTÍÐ/IN THIS CORNER OF THE WORLD, We expect following line-up of the 12th edition of JAFF, Japan-Sri Lanka Expo 2018 to open on April 21, https://webnewtype.com/report/article/92131/, 映画「この世界の片隅に」で描かれたすずの右手と世界の繋がり 藤津亮太のアニメの門V 第17回, https://www.youtube.com/watch?v=Hu8tBzAYn0U, https://webnewtype.com/report/article/92129/, 『この世界の片隅に』に「反戦じゃないからいい」の評価はおかしい! “戦争”をめぐる価値観の転倒が, “「この世界の片隅に」をめぐる“国旗”論争 政治的意味合いを回避したあるセリフとは”, http://www.sankei.com/premium/news/161126/prm1611260016-n2.html, “のんがアニメ映画「この世界の片隅に」で主演、「地面からふわっと浮いちゃいそう」”, 映画「この世界の片隅に」幻の30分拡張版が製作決定か プロデューサーが“さりげなく”ツイート, https://web.archive.org/web/20170113101312/http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3916/1.html, https://otocoto.jp/column/no-musicno-movie004/, http://www.cinra.net/interview/201611-kotringo, https://web.archive.org/web/20170114101301/http://konosekai.jp/production-note/, 対談インタビュー 劇場用映画「この世界の片隅に」×セーラー万年筆タイアップ特別企画, https://web.archive.org/web/20161122095909/http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2016/10/1019.html, カップルは互いをどう呼ぶのが「今の普通」なのか |梶原しげるの「しゃべりテク」|出世ナビ|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞, https://webnewtype.com/report/article/92441/, ドロヘドロ、ゾンビランドサガ…アニメスタジオ・MAPPA、ヒット作の裏にある“手のかかること”をやる精神【インタビュー】, のん『この世界の片隅に』でアニメ映画初主演、広島弁のアフレコ「頑張ってしゃべりました。」, 今、『この世界の片隅に』が熱い!時を超えるメッセージが胸に迫る珠玉の一本 - シネマズby松竹, 「この世界の片隅に」東京国際映画祭に片渕須直、のんが登壇 「普通がすごく愛おしくなる作品」, 小学生対象<映画感想文コンクール2017>今夏もスタート!札幌、柏、福岡、名古屋で「この世界の片隅に」無料上映会開催, 「この世界の片隅に」上映2年。「聖地」土浦の映画館で3月17日まで片渕監督の特別ビデオメッセージも!, 20190415 DAILY NEWS 映画のまち蒲田Ⅰ歴代ロングラン1位記録 「映画『未来シャッター』平成最後」, 歴代ロングラン第1位 映画「祈り〜サムシンググレートとの対話〜」遂にロングラン上映終了!, アニメ映画『この世界の片隅に』プロモを報道できないこの国のマスメディアのどうでもよいチンケな理由, 『この世界の片隅に』公開館数わずか63館で、全国映画動員ランキング10位! 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[312]。, 第22回AMDアワードは、本作の制作に対して年間コンテンツ賞「優秀賞」を贈賞し、「クラウドファンディングの導入やSNSでの感動の広がりは新時代を象徴していた。大ヒットとなった実績とともに、その熱意とアイデアを高く評価」と評した[313]。, 第21回文化庁メディア芸術祭は、アニメーション部門の大賞を本作に贈賞した[注釈 18]。審査委員の横田正夫は、贈賞理由として次のように評した[314]。, 『この世界の片隅に』は、刺激的で動きの激しいアニメーションの多い中、日常動作に動きの美しさを見出している点で特筆すべき作品と思われる。肩に掛かる荷物の重さや、持ち上げる時の動作のように、日常の当たり前の、普通ならば何気なく見過ごしてしまうものに、その動作を行う個人の人格の表れを見せてくれている。そうした人格を持つ個人が、実は数多く存在し、日常のこまごまとしたことに、ささやかな喜びを見出している。食事の用意から近所付き合いなど、日常がごく平凡に過ぎてゆくことが大事なのだと教えてくれる。この教えが切実なものと感じられるのは、背後に戦争という現実があるからでもある。しかし翻ってみると、われわれの周辺には、大きな災害がいきなり襲い掛かってくることもある。『この世界の片隅に』の描いている現実は決して遠い過去のことではなく、まさに今の日本にもあり、かえってより切実となっているとも言えるのであろう。, 上表記載の他、FM802「Ciao! in this corner of the world . 2017 LA Film Festival Competition Lineup Announced! FAN 2017 - XIV Festival de Anime de Navarra, 『この世界の片隅に』がアヌシーとザグレブにノミネート! アヌシーのノミネートには『聲の形』『夜明け告げるルーのうた』も, kono sekai no katasumi ni / in this corner of the world - grand competition feature film. Vì yêu thương mà đoàn tụ. Premier long métrage en compétition au festival du film d'animation d'Annecy et premier choc, avec ce portrait d'une jeune femme japonaise à Hiroshima avant et après la bombe. 映画好きなんで定期的に観てます。映画館、DVDBlu-ray、Amazonプライム、テレビなどで。作品:この世界の片隅に監督:片渕須直出演:(声優)のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、潘めぐみ、岩井七世、牛山茂、新谷真弓、澁谷天外他時間:126分自己評価・ハマり度: In This Corner of The World ¡Premio del Público en el FAN 2017! すずは、実家を訪れた青年、北条周作に結婚を申し込まれる。あまり結婚に乗り気ではなかったすずだが、周囲の勧めに後押しされ、18歳で呉の北条家にお嫁に来る。 北条家での、すず・周作・円太郎・サンの4人での共同生活が始まる。のんびりとした性格のすずは、はじめは慣れない土地での生活に戸 … インタビュー 2020/10/3 21:30 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のん、声優抜てきの秘話とは?片渕須直監督が読者の疑問に次々回答! この記事では、映画『この世界の片隅に』についてご紹介してまいります。映画『この世界の片隅に』のあらすじや主要な声優キャストについて、また原作漫画や監督紹介についてご紹介しています。2016年からロングランでヒットした名作アニメですね。 ニュース 2020.09.25 【本日】9月25日(金)より『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』順次レンタル配信(TVOD)開始です! Vì chiến tranh mà chia ly. 「この世界の片隅に」は2016年に長編アニメーションとして公開されました。さらに3年後の2019年に「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が公開されています。これは、前作で登場した遊郭で働く白木リンと、すずが心を通わせていくシーンが詳しく MUSICA」のマサデミー作品賞[372]、佐賀新聞の2016シネマベスト10第1位[373][374]などメディアの企画でも評価を受けた。, 本作は、以下のように様々な分野の研究者などによる考察ないし議論の対象となっている。, 本作、及びこうの史代の原作漫画に寄せられた評価の中には、「声高な反戦のメッセージ性がないからこそ素晴らしい作品である」「反戦作品ではない」「左翼的でないから良い」という趣旨のものも少なからずあった[412][83][413][414][415]。こうした意見はネット上で交わされる言論に多く見られ[83][414][415]、中沢啓治による漫画『はだしのゲン』のような、反戦をテーマにした従来の作品との比較の中で立ち現れることが多い[412][83][415][416]。また、同様の評価は原爆投下後の広島を舞台にしたこうのの前作『夕凪の街 桜の国』に対しても寄せられている[417][418]。一方、そうした意見に対しては少なからず反論もある[412][417][83][413][414][415]。, コミュニスト・左翼を自称する漫画評論家の紙屋高雪は、こうのによる原作漫画を、反戦をテーマにした過去の漫画作品と比較することで「反戦漫画ではない」という言説を検証し[412]、原作漫画について、過去の反戦作品で脈々と語られてきたテーマを「戦争による居場所の喪失」などといった独自の切り口で語り直したものと位置づけ、戦後日本の平和運動や反戦思想と無縁の作品ではないと評した[412][419]。また、映画評論家の小野寺系は、本作に対する「反戦映画でないから良い」というような一部の見解は、それまで戦争映画をあまり観たことがなかったような観客層が抱く「戦争映画はひたすら陰鬱で面白味のない作風で描かれているものばかり」という先入観によるものであるとし[413]、木下惠介監督による1954年の映画『二十四の瞳』などを例に、戦争を俯瞰せず生活者の実感という目線で描くことや、そこにユーモアを交えること自体は古くから今まで数多くあるテーマであり、本作を従来の戦争映画の流れに沿ったものであるとした[413]。大衆文化研究者の森下達は原作漫画について、原作者のこうのが「紛れもない生活(ギャグ)漫画」と称していることを踏まえつつも、原作が日常に重きを置いていることは社会的な広がりを欠いていることを意味しないとし、戦争という大きな歴史の流れが、別々の人生を歩んできた登場人物たちを一様に巻き込み、日常を侵食していく様子を描いていることを指摘した[420]。, 映画では、終戦の日を迎えたすずが太極旗を見て泣き崩れる場面の台詞が原作から変更されており(詳細は「#原作との相違点」を参照)、原作では韓国併合のことを示唆する台詞であったものが[421]、映画では輸入米の話になっている[75][84][421][422]。監督の片渕は映画におけるすずの台詞を、自分が食べていた米が朝鮮米であることに思い至る描写で[84]、日本の植民地支配〔ママ〕[注釈 43]について直接触れる台詞であるとしており[422]、すずが泣き崩れるのも、今まで国を挙げての戦争を肯定していた自分を薄みっともなく思って泣いたのだという解釈で描いたと述べている[414]。映画評論家の町山智浩によれば、終戦の前年は朝鮮半島では災害による大飢饉があったにもかかわらず、日本は朝鮮から希少な米を取り上げて本土へと送っており、すずの台詞にはそのような歴史的背景があるとしている[421]。一方、映画では原作と比べて太極旗の意味が分かりにくいものになっており[83]、産経新聞はこの場面を「原作通りに旗を出したが、そこに政治的な意図を込めたくなかった」のであろうと評した[84]。監督の片渕は、映画版での台詞が植民地支配[注釈 43]について触れるものであることに気がついてくれる人はあまりおらず[422]、そこに言及してくれたのは町山くらいであったとも述べている[422]。, 終戦の日に掲げられた太極旗の描写について、観客の間では解釈を巡る論争があった[83][84]。一方には、これをすずたちが住む呉でも在日朝鮮人が日本人と共に戦火に巻き込まれながら暮らしていたことを表すもので[83]、植民地支配[注釈 44]からようやく解放されたという意味で掲げたものだと解釈する意見がある[84]。アニメ評論家の藤津亮太は、終戦の際に太極旗を掲げた家が、映画ではそれ以前の場面にも兵士を送り出す舞台として登場していることを指摘し[76]、これを原作にあった「暴力で従えとった」というすずの台詞をさりげなく補完するものだと評している[76]。『日本会議の研究』などの著作で知られ、かつて「レイシストをしばき隊」に参加した過去もある著述家の菅野完は映画について、「銃後の小市民」たちが戦争の被害者であると同時に加害者でもあるという、これまでの戦争を扱った従来の日本映画に欠けていた視点を鋭くえぐり出す作品であるとして高く評価した[423]。一方、日本映画大学の准教授で在日韓国人の文化を専門分野とする社会学者のハン・トンヒョンは、原作は読んでいないとしつつも映画版の感想として、日本人の加害者性に関して何の伏線もなく登場する太極旗は、単なるエクスキューズ(言い訳)に留まるものであり、悪しきポリティカル・コレクトネスの例とも言うべき蛇足なものとして批判した[424]。, 他方、Twitterに寄せられた感想の中にはこの太極旗を、「在日特権を許さない市民の会」などが実在を主張している朝鮮進駐軍(=朝鮮人による武装蜂起)に関連した描写として解釈し、それを「単なる(左翼的な)反戦作品ではない」理由に挙げて賞賛する意見もあった[83][425]。このようなネット上の解釈を否定的に取り上げたニュースサイト『LITERA』の記者酒井まどは、徹底的な時代考証の元で制作された本作が、ネット右翼が広めた朝鮮進駐軍なる真偽の怪しい陰謀論を採用するはずがないとし[83][注釈 45]、原作にもあった太極旗の描写は、こうのの前作『夕凪の街 桜の国』に対して寄せられた「日本人の不幸しか描かれていない」という批判に対する回答であろうと推察した[83]。なお本作の原作漫画で戦争責任の問題がはっきり描かれていない理由について、原作者のこうの自身が語るところによれば、当時の人々を悪しざまに描けば、読者は「この時代の人はこういうことをやっているからダメなんだ」と他人事のように受け取ってしまうと考え、特定の誰かを糾弾する描写を排除したためであるとし、庶民が罪の意識も責任感も持たないまま簡単に戦争に転じていく様子を現代に伝える意図があったとしている[427][417]。原作漫画で日本人による中国人や韓国人に対する差別が描かれていないのも、被差別者に対して優しい主人公を免罪符のように描けば、読者に対して「自分だけは悪くない」という逃げ道を与えてしまうことになるため、そのような描写を避けた結果であるとしている[427][417]。, アニメ評論家でありインターネットと保守にまつわる問題も専門としている文筆家の古谷経衡は、中沢による漫画『はだしのゲン』を本作と比較し、『はだしのゲン』における主人公・ゲンの主張は正論ではあるものの、原爆症を克服し社会と戦うゲンの姿があまりに超人的に描かれているために感情移入できず、他人事の主張として認識してしまうため、戦後教育を受けながらも戦争を美化して捉えているような層には主張が伝わらなかったと批判し、それに対して本作の主人公すずは、自分たちと同じ皮膚感覚を持った人間として感情移入できるとして称賛した[416]。漫画家・漫画評論家のいしかわじゅんは、『はだしのゲン』と本作を二者択一で評価するような論調には違和感を感じるとしつつも、戦争の描き方としては対照的であるとした[415]。いしかわは、『はだしのゲン』の場合は執筆当時の作者にとって戦争の記憶が生々しく、自身の戦争体験を咀嚼して作品に反映する余裕がなかったのに対し、本作の場合は原作者のこうの自身が戦争を体験していなかったために、ストレートに主張をぶつけるような形で戦争を描くことこそできなかったが、それゆえに多くの人々に伝わる作品になったのだと分析した[415]。一方、フランス文学者で漫画研究家の中田健太郎は、前述の本作における戦争責任の問題に関連したこうのの発言を引きつつ、『夕凪の街 桜の国』などのこうの作品が声高でない戦争批判に見えることは、戦争批判が控えめであることを意味せず、資料を駆使して作者自身が直接体験したことがない時代の人間像に迫り、敵と味方を分けて政治を論じるような安易な言説を潜り抜けて書くことこそが、こうのの作品全般における政治性であり、譲れない願いを込めた戦争批判なのだと評した[417]。, 漫画『ディエンビエンフー』などを手掛けた漫画家の西島大介は、原作者であるこうのとの対談の中で、原作漫画が「反戦」「平和」といったわかりやすい題材に加えて「戦争の面白さ」も扱っているとしつつも、それが空襲によって完膚なきまでに破壊されてしまう末路まで描いていることを指摘し、一周回って共感する部分が多いとした[428]。こうのは西島との対談の中で、戦争の悲惨さだけを語っても悲惨な話が好きな人にしか伝わらず、人間が戦争に惹きつけられてしまう理由を描くには、戦争の魅力も同時に描かなければならないのだとした[428]。テレビアニメ『機動戦士ガンダム』などを手掛けたアニメ監督の富野由悠季は、本作の監督である片渕との対談の中で終戦の場面にも触れる中、主人公・すずの言動が戦争の窮状に伴って右翼的になっていくことを指摘しつつ、こうした状況は各国の戦争で見られるものであるとし、女性も男の論理をもって戦わざるを得ないという状況に至るまでの統治や国際関係について、考えたり議論したりする叩き台として優れた映画であると評した[414]。, 本作は、産経デジタルが運営するオピニオンサイト『iRONNA』で「この作品の魅力をとことん語り尽くす」として取り上げられる一方[429]、しんぶん赤旗で「主人公「すず」の健気さが胸に迫る作品」として取り上げられるなど[430]、政治的スタンスを異にする各メディアから好意的に取り上げられた。日本国外では、上述したように、米国映画批評サイトRotten Tomatoesで肯定的評価の認証を受けるとともに[280]、中国メディアから「結局のところ、罪と罰や善と悪についての歴史的結論はこの映画が語りたいことではなく、この映画の物語にあるのは政治化された視点ではなく完全に市民の視点である。歴史の節目に道徳上の判断を下すのではなく、普通の人々の情感と悲劇を真に表現するものである」と受けとめられた[304]。また本作は、浄土真宗本願寺派の広島市連絡協議会が開催したイベントでトークショーのテーマとして取り上げられ、「われわれの存在がはかない分、いとおしさを感じさせられた」と評される一方で[431]、SIGNIS JAPAN(カトリック・メディア協議会)から日本カトリック映画賞を受賞し、「映画を観たとき、今という時間や生活、そして一人ひとりを大切にしなければと思いました。一人ひとりのうちに秘められた尊さをもっと大切にしたい」と評されるなど[432]、宗教観を異にする各宗教団体から好意的に評価された。なお、監督の片渕は、米国公開に際して「この映画は政治的には中立的で、国籍や思想に関係なく見てもらえると思う」と述べている[433]。, 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(このせかいのさらにいくつものかたすみに)は、『この世界の片隅に』に対して、当初の絵コンテを見直しながら復活させるほか、新たなカットも加えることにより、約40分間の映像(250カット超[435])が追加されるバージョン[436]。2019年公開。『この世界の片隅に』では描かれない秋の季節のエピソードなどが加わり、主人公すずの人間的な側面がより浮き彫りになるという[437][438]。新たなタイトルは、従来のバージョンとは主題が異なる「もう一本の映画」としての意図を込めたもので[71]、片渕の案をこうのが承諾したものである[71]。作画監督の松原秀典によれば、168分[434]という上映時間はアニメーション映画としては史上最長記録であるという[439]。, 『この世界の片隅に』の興行収入が10億円を達成すれば、当初の絵コンテに沿った長尺版を制作することがプロデューサーの真木により示唆されていた[92]。条件の達成を受けて、長尺版の制作準備が2017年8月に開始され[440]、2017年11月12日、公開1周年の舞台挨拶上で製作が正式に発表された[441]。2018年7月26日、長尺版のタイトルが『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』となり、2018年12月に公開されることが発表され[71]、ティザーサイト[435]が公開された。2018年10月19日、当初の想定以上に制作に時間を要しているため、公開時期を2019年に延期することが発表された[442]。2019年3月29日、都内で行われたイベント内で公開日を2019年12月20日とすることが発表された[72]。公開に先立って、11月4日に第32回東京国際映画祭にてワールドプレミアが行われ[443][444]、11月22日に広島国際映画祭2019のオープニング作品として上映された(特別先行版/英語字幕。上映時間は159分[445]。一般公開版では、さらに3つほどのシーンが加わる。)[446][444]。, 12月18日に一般公開版によるチャリティー試写会が行われた。この会には徳仁天皇、皇后雅子、愛子内親王が一家で出席し、片渕、のんと並んで座り鑑賞した[447][448][449][450]。, 『この世界の片隅に』の制作時に11歳であった稲葉菜月が演じる黒村晴美の声は、稲葉の変声を見越して、本作で追加する台詞も『この世界の片隅に』の制作時に録音されていた[451]。, 映画レビューサイトFilmarks(フィルマークス)の2019年12月第3週公開映画の初日満足度ランキング第1位(平均スコア4.48点/5点満点)[456]/ぴあの2019年12月20日、21日公開の映画初日満足度ランキング第1位(満足度95.3点は『この世界の片隅に』の95.2点を上回る)[457]とそれぞれ発表された。, キネマ旬報は須永貴子、山田耕大、吉田広明の映画評を掲載し、それぞれ5点、3点、5点(5点満点)を与えた[458]。, 文部科学省選定(対象:少年向き、青年向き、成人向き、家庭向き)[459]、映画倫理機構年少者映画審議会推薦作品[460]。, 『〈片隅〉たちと生きる 監督・片渕須直の仕事』(かたすみたちといきる かんとくかたぶちすなおのしごと)は、『この世界の片隅に』から約3年わたって片渕須直監督を追ったドキュメンタリー映画[461]。2019年公開。12月13日より劇場公開され、12月18日よりネット配信が開始された[461]。テーマ曲「かんとくさん」はコトリンゴによる書き下ろし[461]。, 蒔田陽平によるノベライズ版が発売されている。映画版の脚本、絵コンテ、および原作漫画を元にした小説化作品[466]。, 物語冒頭のできごとが「昭和8年12月22日」と設定されたり、昭和20年3月19日における呉軍港空襲でカラフルな対空砲火を目撃したすずの心理描写が描かれたりするなど、映画版の設定や描写が取り入れられている一方(「#原作との相違点」を参照)、映画版では描かれない、原作漫画のリンにまつわる一連のエピソードが取り入れられている。昭和20年8月15日の玉音放送の場面は、朝鮮語で歌われる「蛍の光」の歌声を耳にしたすずが、映画版の台詞に原作漫画の台詞を続けるという、映画版と原作漫画を折中した描写となっている。, 劇中では具体的な日付には言及されないが、ノベライズ版では昭和8年12月22日の出来事であると描写されている。, 原作では昭和20年5月に武官に転属されて以降、7月の海兵団での訓練中止後も戦後の海軍解体まで武官のままである。一方、映画版では訓練中止後に一時文官に戻っている。, 「つぶやき数」は、映画レビューサイトcocoによる独自集計により、Twitter上で該当作品が1週間のうち何回言及されたかをカウントした延べ数。, 参加番組は『あさイチ』・『クローズアップ現代+』・『NHKスペシャル』・『今夜も生でさだまさし』(以上NHK総合)・『らじらー!』(ラジオ第一)・『ラジオ深夜便』(ラジオ第一・NHK-FM)の6番組である。, 日本、アメリカ、カナダ、バングラディッシュ、ブータン、グアム、インド、ラオス、ニューカレドニア、北マリアナ諸島、モルディブ、マーシャル諸島、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、サイパン、スリランカ、東ティモール、ロシア、トルコ、クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツェコビナ、スロベニア、ポーランド、チェコ、スロバキア, 公開当時、『となりのトトロ』と『火垂るの墓』は二本立てで上映された。『となりのトトロ』のような楽しいアニメを見ようと映画館を訪れ、楽しいトトロを見た後に『火垂るの墓』を見て、衝撃を受ける、涙が止まらない、茫然自失で席から立ち上がれない観客が続出したという, 「日本アニメ100年の歴史の中で、もっとも重要だと思われる10作品をお挙げください」に対する回答を集計。, ホリゾント賞は、野心的かつ革新的作家性を備え、日本映画界の未来を照らすであろう映画人に贈られる。, 第41回報知映画賞において、本作は邦画作品賞にノミネートされたが、アニメーション映画として史上初の受賞とはならなかった, ヨコハマ映画祭においてアニメーション映画が日本映画ベストテン1位・作品賞を受賞したのは史上初である, キネマ旬報ベスト・テンにおいてアニメーション映画が日本映画ベスト・テン第1位に選出されたのは、, キネマ旬報ベスト・テンにおいてアニメーション映画の監督が監督賞を受賞したのは史上初である, 毎日映画コンクールにおいてアニメーション映画が日本映画大賞又は日本映画優秀賞を受賞するのは、第56回日本映画大賞を受賞した宮崎駿監督『, 第71回毎日映画コンクールにおいて、主演声優ののんが女優主演賞に異例のノミネートをされたが、アニメーション映画の声優として史上初の受賞とはならなかった, ベストテン1位、ワーストテン8位。ベストテン1位は、素点からワーストテン8位の点数を差し引いた結果。, 理論と実践を結びつけた創作活動をはじめとする、アニメーション研究への貢献に対して。「自身が研究会で得た視覚心理学の知見に基づく実践を、2016年に公開された作品『この世界の片隅に』の制作において積極的に試み、成果をあげた業績は特筆に値する」と評した。, 「一同」には、原作のこうの史代、片渕須直監督、制作・製作スタッフ、声優、クラウドファンディングに参加した者が含まれるという。, 日本作品は、海外の子ども映画祭関係者や映画祭ディレクターら国際特別審査員6名により選定, 同一作品が2年連続部門賞を受賞するのは、史上初である。(公開から2年を対象とする規定による。), 第23回ロサンゼルス映画祭では、全部門において本作が唯一のアニメーション映画の出品である, 第71回エディンバラ国際映画祭では、最優秀外国長編映画賞において本作が唯一のアニメーション映画のノミネートである, 本作は審査外部門(感官嘉年華 Sensations)への出品であるが、観客投票は全部門(160作品余り)が対象である。本作の第4位は、台湾以外の作品の中で最上位となる。, 第66回メルボルン国際映画祭では全357作品が上映される。長編部門は審査されないが、本作を含む6作品が"Animation"に分類され、他の長編作品とともに観客投票の対象となる。. Un animé japonais en projection gratuite à Bruxelles, En este Rincón del Mundo llega a Latino America. 『この世界の片隅に』(このせかいのかたすみに)は、こうの史代の同名漫画を原作とする、片渕須直監督・脚本、MAPPA制作の長編アニメーション映画。2016年公開。昭和19年(1944年)に広島市江波から呉に18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる姿を描く[64]。, 配給は東京テアトル。2016年11月12日に日本国内63館で封切られた後、公開規模を累計484館(2019年10月31日時点)まで拡大し、2019年12月19日まで1133日連続でロングラン上映された。この記録は、日本国内の映画館における中断日のない連続上映としては洋画・邦画含めて史上最長である[65][66]。累計動員数は210万人、興行収入は27億円を突破し、ミニシアター系作品としては異例のヒットを記録した[67]。また公共ホールなど約450の会場で上映会が行われ(2018年1月時点)[68]、日本国外では世界60以上の国と地域で上映される。制作の足がかりとなる資金をクラウドファンディングで一般から調達したことでも知られる[69]。, 本作は第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、第41回アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞、第21回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞などを受賞した。監督の片渕は、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞、第59回ブルーリボン賞監督賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。またチームとして第65回菊池寛賞を受賞した。, この他、約40分の新規場面を付け足した別バージョン作品(長尺版)として『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が2019年12月20日に公開された[70][71][72]。さらにこれと関連して、ドキュメンタリー映画『〈片隅〉たちと生きる 監督・片渕須直の仕事』が同年12月13日に公開された。, 1944年(昭和19年)2月、18歳のすずは広島から軍港のある呉の北條家に嫁ぐ。戦時下、物資が徐々に不足する不自由さの中、すずは持ち前の性格で明るく日常を乗り切っていたが、翌年の空襲によって大切なものを失う。広島への原子爆弾投下、終戦。それでもすずは自分の居場所を呉と決め、生きていく。, なお原作と映画の差異について、人間行動学者で早稲田大学文学学術院教授の細馬宏通が著書『二つの『この世界の片隅に』-マンガ、アニメーションの声と動作-』に記しており、その連載(全18回)をウェブで閲覧することが出来る[85]。, 片渕監督の前作映画『マイマイ新子と千年の魔法』(2009年)にコトリンゴが主題歌を提供していた縁で、まずコトリンゴのアルバム『picnic album 1』に収録されていた「悲しくてやりきれない」を本作の予告編にすることが決まり、続いて本編の主題歌や劇伴もコトリンゴが手掛けることになったという[102][103]。, 2010年8月、片渕自身がこの作品のアニメーション映画化を企画し、こうのに許諾を請う手紙と自作『マイマイ新子と千年の魔法』のDVDを送った[107][108]。こうのは1996年に放送された片渕のテレビアニメ『名犬ラッシー』にあこがれ、「こういう人になりたい、こういうものが作りたいと思う前途にともる灯」として捉えていたため、アニメ映画化は「運命」と喜び、この手紙を枕の下に敷いて寝たという[109][110]。, 片渕は2010年5月から何度も深夜バスで広島に通い[80]、後知恵を徹底的に排除した上で、多くの写真を集めたり、70年前の毎日の天気から、店の品ぞろえの変化、呉空襲での警報の発令時刻に至るまで、すべて調べ上げて時代考証をさらに重ね、原作の世界にさらなるリアリティを加えた[82][111][112][113][98]。「理念で戦争を描くのではなく実感できる映像にしたかった」とディテールにこだわり、広島弁と呉弁の微妙なアクセントの違いから[114]、高角砲の着色弾の色彩の再現のほか[82][77]、劇中で登場する戦艦大和の入港[115]、及び艦上での手旗信号の内容も解読できるように作られている[82]。, アニメーションの手法としては、人物の動作を緩慢に描き、動きの幅が小さな動作にも中割りの作画枚数を割くことで、嘘臭さのない生活感を表現することが試みられている[80]。通常のリミテッドアニメでは、もっと動きにメリハリをつけて作画枚数を省略しつつ見栄えを良くする手法が用いられるが、本作の作風には合わなかったため、敢えて手間のかかる表現が用いられた[80]。また映画の後半、すずが空襲で目の前で家族の命を奪われ、自らも負傷して絵を描くための右手を喪失し生死の境をさまよう場面は、フィルムに直接傷を書き込んで作画するシネカリグラフィ(フィルムスクラッチ)と呼ばれる手法を模した表現になっているが[116][117]、これはカナダの映像作家ノーマン・マクラレンの作品『線と色の即興詩』のオマージュで、原作漫画の該当場面で多彩かつ実験的な手法が用いられていることを踏まえた表現である[116][117]。, 2012年8月17日にTwitterにて制作発表、翌日より第一弾ポスターが広島県・山口県を中心に展開された[118]。アニメーション制作は、本作の制作を目的に丸山正雄が2011年6月に設立したMAPPA[119]。ポスターの作画は浦谷千恵。制作状況は、監督によってWEBアニメスタイルのコラムで連載された[120][121]。また広島フィルム・コミッションは2011年からロケハン案内、資料収集、録音などの制作サポートを行った[122]。, 片渕の熱意は周囲を感化し、広島を中心にアニメ化を望む声は高まっていったが、資金調達のめどは一向に立たなかった[108]。その打開策となったのがクラウドファンディングであった[108][123]。2015年3月9日からはスタッフの確保やパイロットフィルムの制作を目的に、クラウドファンディングを開始し[107][98]、当初目標の2000万円を8日後の3月18日午前2時50分に達成[124][125]。最終的に5月末まで日本全国47都道府県3374人の支援者から、3912万1920円の支援金を集めた[107]。支援者数は国内クラウドファンディングの過去最高人数で、支援金額も映画部門では国内最高記録であった[113]。, 片渕は原作の要素の大部分を盛り込んだ150分のプログラムを予定していたが、4億円とされる製作費の調達は困難だったため、プロデューサーとの話し合いの末いくつかのエピソード(おもにリンに関するもの[78])を省略することにより、120分のプログラムに変更し、製作費を2億5000万円まで抑えた[62]。これにより2015年6月3日に製作委員会が正式に発足[107]、東京テアトルが配給することとなった。ネットニュースなどで広く報じられ、同日「『この世界の片隅に』を支援する呉・広島の会」が発足した[107]。, 主人公のんの起用は、片渕がすずの非常に喜劇的な部分と繊細な内向性を持つキャラクターが絞られてくると思っていた矢先に『あまちゃん』を観て、イメージにぴったりと、のんにオーディションの参加を依頼[126][127]。後日、のんから手紙で「私がすずさんをやりたい!」と気持ちが詰まった返事が来て、それを読み、映画を必ず完成させると決意した[113][126][128][129]。収録は2016年7月下旬に始まり8月中ごろまで続いたが、のんは毎日、広島弁を収録した台詞とテープを聞き、友人との会話でも広島弁を使っていたという[86][126][130]。のんの広島弁は違和感なく、すずに命を吹き込んだなど、称賛された[111][131][132]。広島弁の指導はのんも含めて広島出身の北條サン役新谷真弓と呉出身の栩野幸知が行った[107][133]。, 2016年10月28日に第29回東京国際映画祭にてワールドプレミアが行われ、同年11月12日に日本国内で封切られた[134]。公開時のキャッチコピーは「昭和20年、広島・呉。わたしはここで生きている。」「日本中の想いが結集!100年先も伝えたい、珠玉のアニメーション」[135]。, 封切り日の公開館数は63館であったが、規模を徐々に拡大し、累計484館に達し(2019年10月31日時点。最大同時公開劇場数は301館(2017年2月18日~24日))[65]、2019年12月19日まで1133日連続上映された(翌12月20日に『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開(後節参照)。)[136]。2017年5月には、映画館以外でも全国各地の公共ホール、小学校から大学までの各種学校、野外などでの上映会が企画され、上映されるようになった[137][138][139][140][68]。公共ホールなどでは2018年1月までに約450の会場で上映会が行われた[141][68]。英語字幕版の上映も行われた[142][143]。, ロングラン上映に関して、特に茨城県土浦市に所在する映画館『土浦セントラルシネマズ』は2017年2月18日からの上映開始であるものの、当劇場での上映だけでも連続上映日数が1035日を記録し、ファンからも一種の「聖地」として扱われており、片渕自身も当作品について語る際には土浦セントラルシネマズを引き合いに出すことが多い[144][145]。なお『土浦セントラルシネマズ』は『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を公開初日から上映を開始することに伴って先作の上映を2019年12月19日で終了したため、連続上映日数が上述のように1133日で途切れることとなった[136]。片渕の調査によれば、これは日本国内の映画館においては洋画・邦画含めて史上最長の連続上映記録であるという[66][注釈 3]。, 封切りから1年となる2017年11月12日以降の上映は、一般発売用ブルーレイディスク・DVDの為に細かな作画や彩色など一部修正したバージョンに切り替えられた[148]。なお、2017年9月6日に封切られたフランスの上映には、当初から同バージョンが使用されていた[149]。, 公開直前に開催された広島国際映画祭2016でヒロシマ平和映画賞を受賞したが[150][151]、この時点ではマスメディアで扱われることはほとんどなかった[132][152]。一方で、公開前の早い時期から試写後の反応で「本年度ナンバー1」との呼び声も上がり、多くの評論家・著名人・アーティスト・クリエーターから高い支持を受けていた[153]。こうして迎えた公開初日には主要劇場で全回が満席となり、上映終了後には拍手が沸き起こった[154]。配給元・東京テアトルの直営館であるテアトル新宿では1か月以上連日満席・立ち見となり(立ち見すら売り切れて札止めになるというあまりないことが続いたという)[155]、同館の過去10年間の週間興収で最高記録を塗り替えた[74]。一方で、地方の劇場ではガラガラのところもあり、宇多丸は作品の評判をきちんと広げる必要があると述べている[156]。, 映画.com発表のTwitterつぶやき数ランキング[注釈 4]では公開2週目で3万5000件超(前週比739%)を記録し、8週に渡って1位であった『君の名は。』を上回り首位に立った[157]。本作のSNSの拡散・口コミ効果について、NHKは「SNSによる口コミ効果が爆発的に広がっている作品」と紹介し[158]、シネマトゥデイは「本作の人気の沸騰ぶりは尋常ではない。事前に作品を観た著名人や批評家らが軒並み絶賛してネットに拡散」と分析した[74]。アンケート調査では、鑑賞後に不特定多数へ向けてSNS等に感想を投稿した割合が22.6%となり、他ヒット作の15%前後[注釈 5]と比較して高いという結果が出た[159]。, 興行成績[注釈 6]は、小規模公開ながら初登場10位にランクイン[154]。公開2週目は初週の興行収入・動員をさらに上回り、3週目・4週目もさらなる右肩上がりを記録。4週目には異例のジャンプアップとなる4位に浮上した[158]。こうして公開初週から15週にわたり週末興行成績のトップ10入りを果たした。, その後、公開216日目となる2017年6月15日に累計動員数200万人を突破した[160]。2018年11月12日時点の累計動員数は210万人、興行収入は27億円[63]。これにより東京テアトル配給の劇場用映画としての史上最高記録を更新した(従来の記録は5.2億円[注釈 7])。, 日本国外へのセールスは、ロンドンに拠点を置くアニマツ・エンタテインメントが代理人を務める[225]。英語版のキャッチコピーは『Torn apart by war. 監督:片渕須直 原作:こうの史代(双葉社刊) 主演:のん 音楽:コトリンゴ  映画『この世界の片隅に』Blu-ray&DVD本日(9月15日)発売!! Les coups de cœur cinéma 2017 de “Télérama”, « Dans un recoin de ce monde » : les rêveries d’une ménagère dans un Japon en guerre, Meilleurs films de tous les temps selon la presse, Dans un recoin de ce monde : Critique presse, LES 5 MEILLEURS FILMS DE 2017 - COUPS DE CŒUR DE LA RÉDAC D'IGN FRANCE, Nel mondo di Suzu l’orrore arriva in silenzio. “高崎映画祭作品賞は「淵に立つ」、「この世界の片隅に」のん&片渕がホリゾント賞に”, http://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/171012/ent17101218020024-n1.html, デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘16/第 22 回 AMD アワード 年間コンテンツ賞「優秀賞」の授賞作品 12 作品が決定, 第38回ヨコハマ映画祭 ベスト10第1位、作品賞に「この世界の片隅に」 アニメ映画から初, https://web.archive.org/web/20170202014740/http://www.jiji.com/jc/article?k=000000341.000011710&g=prt, 毎日映画コンクール 「この世界の片隅に」が大賞、監督、音楽、主演女優、アニメーションで候補に, 恒例!雑誌”映画芸術”が選んだ日本の映画2016年ベスト&ワースト10!ここでも、ベスト1は『この世界の片隅に』だった-, “金沢で「eAT 2017 in KANAZAWA」 クリエーターによるトーク&交流プログラム”, http://kanazawa.keizai.biz/headline/2754/, 発表! Best 10 Cinemas in Sapporo 2016 (ver. 同時期には、君の名は。も公開されていましたが、この世界の片隅に、も何かと話題をさらっていた感がありますよね。 『この世界の片隅に』声優&登場人物一覧 ... 「この世界の片隅に」、試写会で拝見しました。こうの史代の原作3巻をベースにしながら、あそこまで映画として奥行きを生んだ片渕須直監督の演出の手腕に息 … TO THE TOP コラボイヤホン 烏野高校モデル【送料無料】, この世界の片隅に 関連ニュース情報は36件あります。 この世界の片隅に (2016). この世界の片隅に。主要な登場人物の声優を一覧にしてみた. - 03.12. 現在人気の記事は「声優・細谷佳正さん、『さらざんまい』『テニスの王子様』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』など代表作に選ばれたのは? − アニメキャラクター代表作まとめ(2020年版)」や「MAPPAおすすめアニメ・映画まとめ【2020年版】|最新作『呪術廻戦』『体操ザムライ』などの制作作品を年代順に紹介!」です。, MAPPAおすすめアニメ・映画まとめ【2020年版】|最新作『呪術廻戦』『体操ザムライ』などの制作作品を年代順に紹介!, アニメ映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のBD&DVDが2020年9月25日に発売!片渕須直監督に迫ったドキュメンタリー映画など約300分の映像特典が収録, 『この世界の片隅に』&『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』初出し映像満載のキャスト&スタッフ出演PV公開, 声優・細谷佳正さん、『さらざんまい』『テニスの王子様』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』など代表作に選ばれたのは? − アニメキャラクター代表作まとめ(2020年版), 「すずさんにカメラをずーっと向けっぱなし」で作られた映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』|片渕須直監督インタビューで語られたアニメへの提案と多様性, アニメ映画『幸福路のチー』絶賛公開中!アニメ評論家・藤津亮太氏より『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』との共通点から作品の魅力に迫ったコラムが到着!, アニメ映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開記念舞台挨拶に北條すず役・のんさん、北條周作役・細谷佳正さん、白木リン役・岩井七世さんら登壇! 公式レポート到着!, アニメ映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開前に、ドキュメンタリー映画『<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事』の劇場公開と配信が決定!, 12月20日公開のアニメ映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』より、登場人物が抱える”いくつもの想い”を垣間見られる新たな場面写真6点が公開!, 終戦記念日 8月15日に「AbemaTV」にて、映画『この世界の片隅に』を初放送!“100年先も伝えたい、珠玉のアニメーション”, 【グッズ-スタンドポップ】鬼滅の刃 ラバースタンドコレクション 第三弾【アニメイト特典付】, 【その他(書籍)】ありがとう、うちを見つけてくれて 「この世界の片隅に」公式ファンブック, 【ムック】ユリイカ2016年11月号 特集=こうの史代 -『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』『ぼおるぺん古事記』から『日の鳥』へ-, 秋アニメ『おちフル』日笠陽子、巽悠衣子、前田玲奈 声優インタビュー【連載第6回後半】, 【キャラクターソング】あんさんぶるスターズ!! 【アニメイトタイムズ】『この世界の片隅に』は、こうの史代の同名漫画を原作とする、片渕須直監督・脚本、mappa制作の長編アニメーション映画。こちらでは、映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のあらすじ、キャスト声優、スタッフ、オススメ記事をご紹介! 4th YEAR BIRTHDAY LIVE 2016.8.28-30 JINGU STADIUM(完全生産限定盤), We are KinKi Kids Dome Concert 2016-2017 TSUYOSHI & YOU & KOICHI, GRANBLUE FANTASY The Animation 5(完全生産限定版), Sexy Zone Presents Sexy Tour ~ STAGE(Blu-ray), 三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2016-2017 "METROPOLIZ", 完全数量限定生産「フレームアームズ・ガール」4(Blu-ray限定プラモデルキット【アニメ版 作中キャラクター】付), GRANBLUE FANTASY The Animation 6(完全生産限定版), GRANBLUE FANTASY The Animation 7(完全生産限定版), GRANBLUE FANTASY The Animation 1(完全生産限定版), GRANBLUE FANTASY The Animation 3(完全生産限定版), 怪盗グルーのミニオン大脱走 DVDシリーズパック ボーナスDVDディスク付き<初回生産限定>, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=この世界の片隅に_(映画)&oldid=80772270, 物語冒頭、幼少のすずが海苔を届ける途中で人さらいと遭遇するエピソードの時期が「昭和9年1月」から「昭和8年12月」へと早められた, 映画では嫁と小姑の関係にあるすずと径子の対比を主軸として、原作における主要な登場人物であった遊女のリンの登場場面が少なくなっており, 映画では、女性の目線から描かれた原作を補う形で、艦船や戦闘機といった兵器のディテールや男性の登場人物の想いなど、男性的な目線の描写を追加したものになっている, 監督の片渕は、観客との交流を全国各地で精力的に行っている。本作の舞台挨拶は、公開274日目となる2017年8月12日に渋谷, 本作のヒットを受け、呉市は、主人公すずが嫁いだ北條家があったとされる場所を「すずさんに逢える丘」として整備する(2018年度に予定), 2017年5月10日、ネット配信サービスにおけるセルスルー(売り切り)形式またはレンタル形式での配信が開始された, 映画秘宝は、2019年5月号に平成の映画史を総括する「平成の傑作映画100!」特集を掲載し、本作を平成映画ベスト10の第10位に選出した, 製作:2019「この世界の片隅に」製作委員会(朝日新聞社、AT-X、Cygames、TBSラジオ、東京カラーフォト・ウィングス、東京テアトル、東北新社、バンダイナムコアーツ、ビーエスフジ、双葉社、マック、MAPPA、ジェンコ), 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』Blu-ray特装限定版の特典DISCに収録される(バンダイナムコアーツ、2020年9月25日), 「この世界の片隅に」さらにいくつものサウンドトラック(作曲:コトリンゴ、発売元:フライングドッグ、販売元:ビクターエンタテインメント、2019年12月18日), 『ありがとう、うちを見つけてくれて』「この世界の片隅に」公式ファンブック(双葉社、2017年7月28日)、, 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に 公式アートブック さらにいくつもの増補』(宝島社、2019年12月7日)、, 『この世界の片隅に 絵コンテ[最長版]上巻』(スタイル、2019年12月20日)、, 『この世界の片隅に 絵コンテ[最長版]下巻』(スタイル、2019年12月20日)、, 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』劇場アニメ公式ガイドブック(双葉社、2020年1月30日)、, スペシャル対談 片渕須直×細馬宏通トークセッション-「この世界の片隅に」の、そのまた片隅に, 『「この世界の片隅に」の人間像 -「修身」・「図画」と戦時下の日常生活』幸津國生 著(花伝社、2018年1月6日)、, 『今日を生き延びるためにアニメーションが教えてくれること』佐分利奇士乃 著(学芸みらい社、2018年12月25日)、, 特別対談 作品の舞台に観る者を招き入れる-アニメーションの見方の「新しい尺度」をさぐる(片渕須直監督×佐分利奇士乃), 『「この世界の片隅」を生きる 〜広島の女たち〜』堀和恵 著(郁朋社、2019年7月24日)、, 『「この世界の片隅に」こうの史代 片渕須直 対談集 さらにいくつもの映画のこと』(, 「この世界の片隅に」公式カレンダー 2018(クロブルエ・ジェンコ、2017年12月30日)、. The Japanese animation of the year is coming to Singapore. この世界の片隅にのアニメ映画化気になるあらすじ時は1944年昭和19年にすずさんは18歳で広島から軍港のある呉の北条家に嫁ぎます。見知らぬ土地で海軍勤務の北条周作の嫁となり新しい日々が始まりました。ですが戦時下の為、物資がどんどんなくなって 『この世界の片隅に』は、こうの史代の同名漫画を原作とする、片渕須直監督・脚本、MAPPA制作の長編アニメーション映画。こちらでは、映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のあらすじ、キャスト声優、スタッフ、オススメ記事をご紹介!, 【音楽-イヤホン・ヘッドホン】ハイキュー!! すず、リン、周作、それぞれの“ひみつ”が少しずつ明かされる。 2016年11月12日に公開され、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際アニメーション映画祭優秀作品賞など国内外で70以上の賞を受賞するなど大きな反響を呼んだ『この世界の片隅に』。 初登場「この世界の片隅に」4位。「ローグ・ワン」8位、「オケ老人!」9位 - Twitterつぶやき数ランキング, 「2017年の映画でもう一度観たい」2本を再上映 神戸・元町映画館で「おかわり映画祭」, 松江哲明の『この世界の片隅に』評:いま生きている現実と地続きで戦争をイメージできる傑作, http://archives.mag2.com/0001536793/20161129150000000.html, http://archives.mag2.com/0001536793/20170113150000000.html, https://www.cinepremiere.com.mx/mejores-peliculas-de-2017.html, http://www.cinepremiere.com.mx/en-este-rincon-del-mundo-critica-63061.html, IN THIS CORNER OF THE WORLD (KONO SEKAI NO KATASUMI NI) (2017), IN THIS CORNER OF THE WORLD REVIEW: "AN EXQUISITE PORTRAIT OF HIROSHIMA BEFORE THE BOMB", Just watched “in this corner of the world” - beautiful and powerful filmmaking and use of drawn animation - it will stay with me, Balance de 2017 - Las mejores películas y series del año, Las 10 mejores películas de animación estrenadas en 2017, En este rincón del mundo - Crítica de la joya animada de Sunao Katabuchi, Film Review: ‘In This Corner of the World’ (Kono sekai no katasumi ni), Review A well-ordered world is upended in the exquisite 'In This Corner of the World'.

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